大阪の店舗内装の基本的な流れをご紹介|大阪の店舗内装で失敗しないためのイロハ
大阪の店舗内装の基本的な流れを紹介|大阪の店舗内装で失敗しないためのイロハ
このカテゴリーでは、「大阪の店舗内装の基本的な流れを紹介」をご紹介しています。
店舗内装の疑問点といえばデザインや内装工事費用、開業資金など気になる点はたくさんありますが、まずは全体の流れが少しでもわかった方が安心ですよね。
ここでは、店舗内装の基本的な期間と流れについて解説していきます。
目次
立地や物件選び
物件選びは、内装工事における最初の関門です。
どれだけお店のイメージに合わせた内装にしたとしても、立地や物件の状態が悪ければせっかくのお店も台無しです。
じっくり見たいオーナーさんもいると思いますが、オープン予定日があらかじめ決まっている場合は、遅くても2週間程度で決めるように心がけましょう。
・立地選びで気をつけること
・感覚で決めてしまうこと
・仲介業者の意見を鵜呑みにしてしまうこと
・一般常識を信じること
・物件選びで気をつけること
・相場より安い物件に飛びつくこと
・築年数が40年以上経っているもの
・共有階段でしか行けない物件
内装工事業者の選び方
物件が決まれば、次は内装工事業者選びが始まります。
こちらもスピード感を持って、遅くても1ヶ月で選ぶようにしましょう。
内装工事業者は、最低でも3社くらいに相見積もりを取るようにすると料金やオプションなども比較できます。
正確な見積もりが欲しい場合は現地調査をしてもらい、内装のイメージを共有するようにしましょう。
その後、内装工事業者から様々な提案と見積書が送られてくるので、どれくらいの費用がかかるかを確認しておきましょう。
設計会社と内装工事業者は分けた方が良いの?
店舗内装の場合、設計会社(店舗デザイン)と工事業者を同じ会社にする場合と別々に頼む場合の2種類があります。
もし斬新なデザインにしたいというような場合は後者の方がいいと思います。
しかしその場合は、設計が終わった時点でまた内装工事業者を選ぶ必要が出てくるため、さらに時間がかかってしまいます。
また、デザイン料もかかってくるため内装費用も高くなります。
できるだけコストを抑えたいというのであれば、設計と工事が一緒になっている店舗内装業者に依頼することが懸命です。
現在では多くの店舗内装業者が自社にデザイナーを抱えていますし、過去の実例等を見せてもらえればその会社の実力を判断することができるので心配することはないですよね。
店舗内装業者の選び方は?
店舗内装業者の選び方は、大きく分けて3つあります
①自分で探す
②過去にお願いしたことのある業者に再度頼む
③誰かに紹介してもらう
①については、オーナー自身が内装業や建築業に携わったことがあるなら問題ないと思います。
②については、過去の店舗内装で問題なく満足のいく内容であったら大丈夫です。
①も②もどちらも当てはまらない場合は③を選ぶのが賢明です。
信頼できる人や店舗から紹介された業者であれば安心して内装を任せられますね。
内装工事請負契約を結ぶ前に注意すること
店舗内装業者が決まれば次は契約です。
契約後にプランやグレード感を変更してしまうと当初の見積もりより額が大幅にブレるだけでなく、工事完了日も大幅にずれます。
そうならないためにも、契約前に計画内容をしっかりと把握しておきましょう。
可能であれば、母系やパースなどの三次元媒体を作ってもらい、重要なエリアの素材についてはサンプルを取り寄せたり、質感、色味をちゃんと確認しておきましょう。
ここで、お互いのイメージをしっかりと共有しておかないと後々トラブルや工期延長につながる恐れがあります。
契約書の注意点
契約書のチェックは必ず行いましょう。
特に重要なのは、工事費用の支払日です。
一般的に500万円以下の工事費用の場合、契約時に半額、工事完了後に残りの半額を支払うのが一般的です。
500万を超えるような工事の場合は、工事の中盤に支払日を加えて合計3回に分けて支払うのが無難と言われています。
また、店舗内装工事が遅れた時の場合も考慮して対策を打っておく必要があります。
予定よりも工事が遅れるということは、その分オープン日が遅れることに繋がり、最終的には売り上げ機会が損失することに繋がります。
例えば「工事が遅れた日数につき1日10万円(1日の売り上げ目安)を支払うこと。」などといった文言を契約書に加えてもらうようにしましょう。
もしもの時のために備えておくことが大切です。
内装工事スタート
契約が無事に終わればいよいよ店舗内装工事がスタートします。
デザインや規模、用途にもよりますが、20坪程度の規模でスケルトン状態からの工事であれば大体1ヶ月で工事は終わります。
工事期間中はこまめに現場に足を運ぶようにすると進捗状況も理解できるし、ちょっとした疑問点なイメージの違いなども微調整できます。
大きな変更点はできませんが、コンセントやスイッチの位置調整などなら初期の段階で対応してくれる場合もあります。
打ち合わせ時と内装工事完了後に実際の店舗で壁を見てみるとイメージと違うこともよくあるので、工事期間中に日中の光の加減で壁の色などもちゃんと確認しておくようにしましょう。
店舗内装工事が終わった後にすることとは?
内装工事が終わったら、工事業者と一緒に完了検査を忘れずに行いましょう。
大幅な修正や変更はできませんが、塗装の剥がれやクロスの浮き、工事中についてしまった汚れなどがあるとその場ですぐに伝えて早い段階で修正してもらえます。
問題がなければ晴れて引渡しとなります。
内装工事費用の残りを支払い終われば内装工事の全てが完了となります。