大阪の美容室の店舗内装|大阪のいろいろな店舗内装を紹介
大阪の美容室の店舗内装
このカテゴリーでは、「大阪の美容室の店舗内装」をご紹介しています。
美容室のオーナーは開業時に、店に入る前の外観、入ったときの内装を気にして物件を探す方が多いです。
しかし、美容室は外観や中身よりも最も考えなければいけない箇所があります。
それは、水道、電気、ガスの設備です。
一般的な店舗よりも美容室は水道、電気、ガスを多く使用しますので、建物の設備も頭に入れておきましょう。
ここでは、美容室の店舗内装についてご紹介します。
3つの設備チェックを行いましょう
店舗内装の装飾部分は一旦割愛すると、皆さんが見るべき箇所は、水道(水回り)、ガス、電気の3つと言えます。
※なお、これらは素人目では正確ではないことも多いため、必ず美容室物件を契約する前に、最終的に店舗内装業者の意見を受けて下さい。それでは早速チェックする部分の詳細を紹介します。
水道(水回り)の給排水管をチェックしよう
美容室は、シャンプー等で水を大量に使う業種。
よって水回りは重要なチェックポイントの一つです。
引き込み水道管の口径は?13mmは要注意
上水道の店舗全体の水道効率は、引込水道管の口径で決まります。
美容室の場合なら、20mm以上(25mmあればかなり安心)は欲しいところ。
これが古い物件になると13mmの物件もあるので、注意が必要です。
美容室でシャンプーを使わないということは有りえませんから、水量が少ないのは大変な問題になります。
同時に使用するシャンプー台の台数の計算をして、どのくらいの水量を確保する必要があるのか調べる必要があります。
シャンプー台の台数などを確認し、要望が叶うかどうかを店舗内装業者立会いのもとで水道局に確認するのが最も安心です。
都市ガスか、それともプロパンガスか
ガスの場合は都市ガス or プロパンガスのどちらかを調べるのが先決です。
これは直ぐにわかるので、事前に内見前にでも不動産屋に問い合わせておくことも可能です。
都市ガスは配管を通して供給されるのですが、プロパンガスの場合はガスボンベの設置が必要となります。
ちなみにプロパンガスのほうが基本料、従量料金も高く設定されることが多く、割高です。(地域差があります)
電気の総容量をチェックしよう
水道と同様に美容室はドライヤー、パーマ用機器、照明など、たくさんの電気を使用する業種です。
そのため物件を探す際には必要な電気量を総量で計測する必要があります。
この計算を間違えると、美容室の営業時にブレーカーが落ちてしまう等の大変なトラブルにつながりますので、物件検討時には大変注意が必要なポイントの一つ。
電気を使用するものには、施術で使用する機器のほかに、エアコン等の空調や照明などの電気も考慮しなくてはいけません。
例えばドライヤーは1台あたり、15アンペアが必要になります。
仮に美容室のセット面の設置台数が3台の場合、だいたい50アンペアほどは必要になると考えられます。
これにエアコンや電球、パーマ用の遠赤外線加熱器なども考慮すると100アンペアほどは必要かなと計算できます。
自分の美容室でどのくらいの電気量が必要かは、必ず計算しておきましょう。
電気量が不足する場合、工事が必要となりさらにコストアップになる恐れがあるので注意してください。
美容室の店舗内装 まとめ
美容室は設備コストが大量にかかる事業です。
一般的な店舗と違い、水道、ガス、電気を大量に使用するため、これらを計画的に配給する必要があります。
また、何か一つ条件を満たせない場合、実は解決できる手段もあるものです。
そういったアイデアが出せるのも店舗内装業者の腕の見せどころです。
細部にこだわる前にまずは建物の設備状況から確認してより良い内装工事を行いましょう。